会長挨拶

この度の役員改選におきまして、伝統ある香川県剣道連盟の会長に就任しました三原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

当連盟は、戦後の混乱期に先人の多くの愛好者が剣道復活を求めて昭和27年10月に発足したものであります。初代金子正則会長から私で7代目となりますが、歴代会長は人格識見ともに優れ執行力の先生方ばかりで有り、私はいささか恥ずかしい気がしております。この上は、微力ではありますが、「誠心誠意」連盟の発展に努力してまいりたいと思います。

今、全国のスポーツ界では透明性のある民主的な運営が求められております。当連盟においても役員一同、この改革に向けて少しずつ歩みを進めているところであります。また、剣道の普及発展や強化についても数年前から取り組んでいる普及委員会や強化委員会等の活動が徐々に目に見える形で成果として表れてきていると考えています。令和6年には、高松市において38年ぶりに全日本東西対抗剣道大会が開催されることになっております。その成功に向けて今から諸準備を進めていかなければならない重要な時期であります。剣友の皆様にあっては、これらの諸情勢をご理解の上で、今まで以上のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、コロナ禍の大変な時期ではありますが、感染予防対策を十分に講じた上で剣道の稽古に励み、剣道の持つ醍醐味を味わっていただきたいと思います。皆様方の益々のご活躍とご健勝を祈念してご挨拶といたします。

令和3年4月12日
香川県剣道連盟会長 三原 悦男

経歴香川県警機動隊隊長・小豆署長・本部生活部参事官兼地域課長等を歴任。平成27年4月より香川県剣道連盟副会長・香川県警察剣道連盟会長・前全日本剣道連盟理事(普及委員)・前全日本剣道連盟評議員